ハワイの定番スイーツ!マラサダ人気店ベスト3徹底ガイド

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ハワイの定番スイーツ!マラサダ人気店ベスト3徹底ガイド

ハワイでおすすめのマラサダ人気店ベスト3とは?――ロコも観光客も虜にする“揚げたてふわふわ”の魅力を徹底解説

ハワイ旅行の楽しみと言えば青い海と美しいサンセット、そして多彩なローカルグルメ。なかでも「マラサダ(Malasada)」は、“ハワイを訪れたら絶対に食べたいスイーツ”として定番化しています。ポルトガル移民が伝えた揚げドーナツをルーツに持ち、外はカリッと中はふわふわ。シンプルなグラニュー糖まぶしから、クリーム入り、トロピカルフレーバーまでバリエーションが豊富です。

本記事では、ハワイ在住ライターが選ぶ「マラサダ人気店ベスト3」を、各店の歴史や看板メニュー、利用のコツとともに7000文字規模で徹底取材。これを読めば、限られた滞在時間でも“失敗しないマラサダ巡り”が叶います。

マラサダとは? ハワイに根付いたスイーツ文化の背景

  • ポルトガル生まれ、ハワイ育ち:19世紀末にサトウキビ労働者として渡ってきたポルトガル移民が持ち込み、現地の砂糖と油を使って改良。
  • プナルウ揚げとも呼ばれ、ポルトガル語で“ふわふわ”や“でこぼこ”を意味。
  • Shrove Tuesday(懺悔の火曜日)に油と砂糖を消費する習慣が起源とされ、ハワイでは年中食べられる庶民のおやつに。
  • ロコの朝食&差し入れ定番:オフィスやビーチピクニックにも箱買いして持参するのが習わし。

選定基準:なぜこの3店がベストなのか

数あるマラサダ専門店・ベーカリーの中から「地元評価」「揚げたて提供スピード」「多彩なフレーバー」「アクセスの良さ」を総合評価。観光客にも行きやすいオアフ島内の名店を中心に厳選しました。


第1位:Leonard’s Bakery(レナーズ・ベーカリー)

創業年:1952年
場所:ワイキキから車で約10分、カパフル通り沿い
営業時間:毎日5:30〜21:00(祝日は変動あり)

ハワイのマラサダブームを牽引した元祖的存在。「ピンクのボックス」がトレードマークで、朝からローカルと観光客が列を作ります。注文を受けてから揚げるため“シュガーがジュワッと染み込む熱々”を頬張れるのが最大の魅力。

  • Classic Sugar:グラニュー糖タイプ。素材の甘さと油の香ばしさが際立つ。
  • Cinnamon Sugar:シナモン控えめで食べやすい。朝コーヒーとの相性抜群。
  • Custard / Haupia / Dobash:バニラカスタード、ハウピア(ココナッツミルクプリン)、ドバッシュ(チョコ)などクリーム入りは午後の売切れ率高め。
  • 季節限定:リリコイ(パッションフルーツ)やパンプキンなど、訪れる時期で違う味が楽しめる。

攻略ポイント:朝7〜9時はツアーバス到着で混雑。10時以降の平日は比較的スムーズ。Uber利用ならワイキキ往復15ドル前後。店内はテイクアウトのみなので、近くのカピオラニ公園でピクニックもおすすめです。


第2位:Pipeline Bakeshop & Creamery(パイプライン・ベイクショップ&クリーマリー)

創業年:2016年
場所:カイムキ地区12th Avenue
営業時間:火〜土 7:00〜19:00、日・月休

新進気鋭ながら“クリスピーなのに軽い”独自食感で急成長した人気店。店名はノースショアの名波「バンザイ・パイプライン」に由来し、サーフィン帰りのローカルが立ち寄る姿が絵になります。

  • Original Malasada:卵のコクを感じる黄金色の生地。
  • Li Hing Mui:干し梅パウダーをまとわせた甘じょっぱいフレーバーはここならでは。
  • Cream Puff Style:シュークリームのように横割りし、ホイップやアイスをサンド。暑い日のデザートに最適。
  • Gluten-Free Tuesday:毎週火曜午前中は米粉生地の限定ロットが登場。

攻略ポイント:アイスクリームも自家製なので「マラサダ+アイスのコンボ」が鉄板。テーブル席数は5卓のみ。テイクアウト後は徒歩5分のワイアラエ通りでショッピングがてら食べ歩きも楽しい。


第3位:Kamehameha Bakery(カメハメハ・ベーカリー)

創業年:1978年
場所:カリヒ地区、ダリムール・センター内
営業時間:毎日2:00〜16:00(売切れ次第閉店)

“午前2時開店”で知られるディープローカルの聖地。深夜に揚げたてを求めるタクシードライバーや警察官が常連です。看板の「ポイ・グレーズド・マラサダ」は、タロイモの一種「ポイ」を練り込んだ紫色の生地がインパクト抜群。

  • Poi Glazed:しっとりモチモチ&優しい甘さ。冷めても食感が落ちにくい。
  • Chocolate Filled:ビター寄りのチョコクリームで大人向け。
  • Taro Haupia:タロ風味クリームとココナッツの二層構造。
  • Peanut Butter Malasada:2024年登場の新味。濃厚で食後の満足感が高い。

攻略ポイント:空港から車で10分弱。帰国日前日の早朝に立ち寄って“お土産マラサダ”を箱買いするのが通。冷めても美味しいのでホテルで朝食代わりにする人も多数です。


番外編:オアフ島以外のおすすめ店

マウイ島“T. Komoda Store & Bakery”のロングドーナツ、ハワイ島ヒロ“Tex Drive In”のジャンボサイズも熱烈ファンが多いですが、今回はオアフ島で完結するベスト3に絞りました。島間移動の予定がある方はぜひチェックを。

マラサダを最高に味わう3つのヒント

  1. 揚げたて優先:粉砂糖タイプは時間が経つと湿気るため、購入後15分以内がベスト。
  2. ドリンク選び:濃いめのコナコーヒーやパイナップルジュースが相性◎。
  3. 持ち帰りの注意:箱のフタを少し開けて蒸気を逃がし、シナモンの湿りを防止。

まとめ:次回のハワイ旅行は“マラサダ巡礼”で決まり!

ハワイのマラサダは、単なる「甘い揚げパン」を超えた“文化体験”。創業70年以上の老舗から新進気鋭のカフェまで、各店が個性を競い合いながらも、揚げたてのおいしさを届ける情熱は共通です。ワイキキ中心部からバスや車で30分圏内に集中しているため、午前中だけで3店ハシゴする強者も珍しくありません。

次にハワイを訪れるときは、ぜひ本記事を片手に「レナーズ→パイプライン→カメハメハ」の王道ルートに挑戦してみてください。きっと“揚げたてふわふわ”の虜になり、帰国後もマラサダロスに悩まされることでしょう。

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